FUJIFILM GFX100RFはどんな人向け?1億画素・28mm F4・手ブレ補正なしで選ぶ条件
大きなセンサーと約1億画素を、レンズ一体型のカメラとして持ち歩きたい。撮影後に切り抜くのではなく、撮影時点から横長や正方形の画面を選びたい。
FUJIFILM GFX100RFは、43.8×32.9mmのラージフォーマットセンサー、約1億200万画素、28mm相当F4の固定レンズ、9種類のアスペクト比を備えたカメラです。
GFXシリーズとして約735gに抑えられていますが、一般的なコンパクトカメラほど軽くはなく、静止画用のボディ内手ブレ補正もありません。高い記録量を活かす撮影目的と保存環境を持つ人向けです。
GFX100RFが向いている人
- 大判プリントや展示作品を作る
- 風景、建築、街を28mmで広く写す
- 約1億画素をトリミングへ使う
- 65:24、17:6、1:1などアスペクト比を撮影時に選びたい
- 735gを作品撮影のために持ち出せる
- 高画素RAWを扱うパソコンと保存容量がある
- 静止画IBISなしでもシャッタースピードや三脚を管理できる
- レンズ交換をせず、実焦点距離35mm(35mm判換算約28mm相当)F4を使い込める
毎日軽く持ち歩くこと、F2、手ブレ補正、ハイブリッドファインダーを重視するならX100VIが向きます。
約1億200万画素は出力先がある人向け
43.8×32.9mmのGFX 102MP CMOS IIセンサーを搭載します。
大判プリント、細部のトリミング、商品や建築の質感を残す用途で約1億200万画素を活かせます。
画素数が多いほど、手ブレ、ピントのずれ、レンズの汚れ、空気の揺らぎも確認しやすくなります。撮影技術と後処理を含めて高い記録量を扱う必要があります。
SNSへ縮小するだけで、トリミングも大判印刷もしない場合、データの大きさが負担になる可能性があります。
28mm相当F4は街と周囲を含める画角
35mm判換算約28mm、開放F4の単焦点レンズを搭載します。
建物、室内、風景、人物と周囲の関係を一枚へ入れやすく、街を歩きながら広い状況を残す撮影に向きます。
最短撮影距離はレンズ先端から約20cmです。料理や小物へ寄れますが、広角で近づくと遠近感が強くなります。
F4はX100VIのF2より暗く、低照度でシャッタースピードを確保するにはISO感度や三脚を使う場面があります。
静止画用手ブレ補正は非搭載
公式仕様では電子防振とブレ防止モードブーストは動画のみとされ、静止画用センサーシフト手ブレ補正は記載されていません。
約1億画素の細部を手持ちで活かすには、十分なシャッタースピードを選び、脇を締めて構えます。
風景、建築、夜景で低ISOと細部を優先する場合は三脚を使います。
静止画IBISを重視するなら、5軸最大6段補正を持つX100VIや、レンズ交換式GFXボディを比較してください。
9種類のアスペクト比を撮影時に選ぶ
4:3、3:2、16:9、65:24、17:6、5:4、7:6、1:1、3:4のアスペクト比を選べます。
専用ダイヤルで切り替え、撮影前から完成画面を意識できます。
横長の65:24や17:6は街、風景、ファッション、パノラミックな作品に向きます。1:1や5:4は人物や静物の配置を整理しやすくなります。
RAWを残せば後から別の比率へ変更できる場合がありますが、撮影時の枠が構図判断を変えること自体がGFX100RFの特徴です。
デジタルテレコンバーターはクロップ
45mm、63mm、80mmのデジタルテレコンバーターを利用でき、35mm判換算では約36mm、50mm、63mm相当になります。
光学ズームではなく、約1億画素の画像を切り出す機能です。
焦点距離を変えたレンズと同じ遠近感にはなりません。撮影位置は28mmのレンズと同じため、人物の形や背景の圧縮感を変えたい場合は、自分が移動して距離を調整します。
約735gと固定レンズの意味
バッテリーとカードを含めて約735gです。
GFXシリーズとしては軽量ですが、X100VIより約214g重く、レンズ部も大きくなります。
レンズ交換をしないため、センサーへのゴミの侵入を抑え、35mm F4に最適化された構成を持ち歩けます。
一方、望遠、明るい単焦点、マクロレンズへ交換できません。28mmを使う目的が曖昧なまま購入すると、撮影範囲が合わない可能性があります。
高画素RAWと動画の保存環境
14bit/16bit RAW、HEIF、JPEG、TIFFへ対応します。
UHS-II、V90、SSDへ対応し、Apple ProResはSSDへ記録します。動画は4K29.97pまでです。
約1億画素RAWを連続して保存するには、高速カードと大容量バックアップが必要です。パソコンのメモリー、ストレージ、現像ソフトの動作も確認してください。
約820枚の公式撮影枚数は利点ですが、撮影後の保存と整理が運用の中心になります。
X100VIやX-M5へ変更する条件
毎日軽く持ち歩き、35mm F2と手ブレ補正を使いたいならX100VIが向きます。
レンズを交換し、超広角、望遠、明るい単焦点を選びたい場合はX-M5などのレンズ交換式を検討します。
GFX100RFは、1億画素と28mm固定を明確な制作意図へ使う人向けです。
シルバーとブラックの購入候補
GFX100RFにはシルバーとブラックがあります。
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