SwitchBot ハブ2は何ができる?赤外線家電・温湿度・Matterを購入前に整理
スマートホームを始めたいと思っても、「スマートリモコン」「ハブ」「温湿度計」「Matter対応」といった言葉が並ぶと、SwitchBot ハブ2だけで何ができるのか分かりにくくなります。
SwitchBot ハブ2は、赤外線リモコン対応家電をスマートフォンから操作するためのスマートリモコンに加え、SwitchBot製品の中継、温度・湿度・照度の確認、本体のタッチボタン、Matter連携を1台へまとめた製品です。
一方で、すべての家電を無条件に操作できるわけではありません。赤外線に対応していない家電、登録できないリモコン、5GHz帯だけのWi-Fi環境などでは、想定した使い方ができない可能性があります。
この記事では、スマートホーム製品全体のランキングではなく、SwitchBot ハブ2でできること・できないこと・ハブミニやハブ3との役割差・購入前の確認事項に絞って整理します。
先に結論:既存の赤外線家電とSwitchBot製品をまとめたい人向け
SwitchBot ハブ2が向きやすいのは、次のような人です。
- エアコン、テレビ、照明などの赤外線リモコンをスマートフォンへまとめたい
- SwitchBot ボット、カーテン、ロック、各種センサーなどを外出先から操作したい
- 室内の温度・湿度・照度を本体表示やアプリで確認したい
- 「外出」「就寝」などのシーンを本体のタッチボタンから実行したい
- Apple HomeやGoogle Homeなどへ、一部のSwitchBot製品をMatter経由で連携したい
- ハブ3のダイヤル、時計、天気表示などまでは必要ない
一方で、テレビ配信端末をBluetoothリモコンとして操作したい人、本体で時計や天気を見たい人、多数のMatterサブデバイスをまとめたい人は、ハブ3を含めて比較した方がよいでしょう。
SwitchBot ハブ2本体を確認する
この記事の購入対象は、SwitchBot ハブ2の新品本体です。
| 購入対象 | 商品リンク |
|---|---|
| SwitchBot ハブ2 本体 | SwitchBot ハブ2 本体をYahoo!ショッピングで確認する |
リンク先では、ハブ2単体であること、新品であること、付属の温湿度センサー搭載ケーブルと電源アダプター、保証、在庫を確認してください。
SwitchBot ハブミニ、ハブミニ(Matter対応)、ハブ3、複数製品とのセットは、ハブ2単体とは内容が異なります。
SwitchBot ハブ2の基本仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本体サイズ | 80×70×23mm |
| 本体重量 | 63g |
| 接続端子 | USB Type-C |
| 電源 | 5V/2A |
| Wi-Fi | 2.4GHz帯 |
| 主なセンサー | 温度・湿度・照度 |
| Matter | 対応 |
| Matter連携の範囲 | 対応製品・連携可能台数は現行の公式案内とアプリで確認 |
| 本体操作 | ON/OFFのタッチボタン |
| 主な役割 | スマートリモコン、スマートハブ、温湿度・照度確認、シーン実行 |
温度と湿度の測定には、付属のセンサー搭載ケーブルを使います。別のType-Cケーブルへ交換すると、想定した温湿度表示が使えない可能性があるため、付属品を含めて確認してください。
できること1:赤外線リモコンをスマートフォンへまとめる
ハブ2の代表的な用途は、エアコン、テレビ、照明、扇風機など、赤外線リモコンで動く家電の登録です。
リモコンを登録すると、SwitchBotアプリから操作したり、対応する音声アシスタントと連携したり、条件に合わせたシーンへ組み込んだりできます。
登録前に確認したいこと
- 家電のリモコンが赤外線方式か
- ハブ2から家電まで赤外線が届きやすい位置か
- 家具や壁で送信方向が遮られていないか
- メーカー・型番が自動登録に対応しているか
- 自動学習できない場合に手動学習できるか
赤外線は壁を越えて別室へ届くものではありません。複数の部屋にある家電を操作したい場合は、部屋ごとの設置が必要になる可能性があります。
また、Bluetoothリモコンや独自の無線方式だけで動く機器は、ハブ2の赤外線リモコン機能では操作できません。
できること2:温度・湿度・照度を自動化の条件に使う
ハブ2には温度・湿度・照度を確認する機能があります。
例えば、次のような使い方を考えられます。
- 室温が一定以上になったらエアコンを動かす
- 湿度が下がったら加湿器を操作する
- 部屋が暗くなったら照明をつける
- 外出時にエアコンと照明をまとめて切る
ただし、ハブ2が測っているのは設置場所周辺の環境です。直射日光が当たる場所、エアコンの風が直接当たる場所、加湿器のすぐ近くでは、部屋全体の状態と差が出る場合があります。
温湿度を自動化へ使うなら、操作したい部屋の代表的な場所へ置き、数日間の表示を確認してから条件を決める方が安全です。
できること3:本体のON/OFFボタンへシーンを割り当てる
ハブ2の前面にはONとOFFのタッチボタンがあります。
名称はON/OFFですが、単にハブ2の電源を入切するボタンではなく、SwitchBotアプリで作成したシーンを割り当てられます。
例として、次のような使い方があります。
ONボタン
- 照明をつける
- エアコンを設定温度で動かす
- カーテンを開ける
OFFボタン
- 照明を消す
- エアコンを停止する
- カーテンを閉める
- スマートプラグにつないだ機器を切る
スマートフォンを開かずに操作できるため、家族全員が使う場所や、就寝前・外出前の動作をまとめたい場合に便利です。
ただし、割り当てたシーンに含まれる機器や通信状態によっては、すべてが同時に動作しない場合があります。重要な機器は個別にも状態を確認できるようにしておきましょう。
できること4:SwitchBot製品を外出先から操作する
SwitchBot ボット、カーテン、ロック、温湿度計などは、製品によってBluetooth通信を使います。
ハブ2を同じ空間へ設置してネットワークへ接続すると、対応するSwitchBot製品を外出先から確認・操作しやすくなります。
例えば、次のような用途です。
- 外出先からカーテンを閉める
- ドアロックの状態を確認する
- センサーをきっかけに照明やエアコンを動かす
- 温湿度計のデータを遠隔確認する
Bluetooth製品とハブ2の距離が離れすぎている場合や、壁・扉などの遮蔽物が多い場合は接続が安定しない可能性があります。家全体を1台でカバーできるとは限らないため、設置場所も重要です。
できること5:Matter経由で他社のホームアプリへ連携する
ハブ2はMatterに対応しており、一部のSwitchBot製品や登録済みの赤外線家電を、Apple HomeやGoogle Homeなどへ同期できます。
Matterで連携できる製品と台数は、対応製品・アプリ・ファームウェア・連携先サービスの条件で変わるため、購入時点の公式案内を確認してください。
Matterを使うと、SwitchBotアプリだけでなく、普段使っているホームアプリや音声アシスタントへ操作をまとめやすくなります。
ただし、Matter対応には次の確認が必要です。
- 連携したいSwitchBot製品が対象か
- 使用するホームアプリとOSが対応しているか
- Matterコントローラーやホームハブが必要か
- ハブ2が2.4GHz帯Wi-Fiへ接続でき、利用するホームアプリ側のMatterコントローラーやホームハブなどの条件を満たしているか
- 現行の対応製品と連携可能台数の範囲内か
「ハブ2を買えば、家にあるすべてのスマート製品が自動的にMatter対応になる」という意味ではありません。
ハブミニ・ハブ3との違い
購入時に迷いやすいのは、ハブミニ、ハブミニ(Matter対応)、ハブ2、ハブ3の違いです。
| 比較項目 | ハブミニ | ハブミニ(Matter対応) | ハブ2 | ハブ3 |
|---|---|---|---|---|
| 赤外線リモコン | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 温湿度センサー | なし | 専用ケーブル利用時 | あり | あり |
| 照度センサー | なし | なし | あり | あり |
| Matter | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| Matter連携の範囲 | 非対応 | 対応製品・台数は現行条件を確認 | 対応製品・台数は現行条件を確認 | より多くの機器を管理したい人向け |
| 本体からシーン操作 | なし | なし | タッチボタン | ダイヤル・複数ボタン |
| Bluetoothリモコン | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 対応 |
| 時計・天気表示 | なし | なし | なし | あり |
ハブ2を選びやすい人
- 温湿度と照度を確認したい
- 本体タッチでシーンを実行したい
- 現行のMatter対応範囲が用途に合う
- ハブ3ほど多機能でなくてもよい
ハブミニ系で足りる人
- 赤外線家電のスマート化が主目的
- 本体画面や照度センサーは不要
- 導入費用を抑えたい
ハブ3も比較したい人
- ダイヤルや複数ボタンで細かく操作したい
- 時計、天気、ロック状態などを本体表示したい
- Apple TVやFire TVなどのBluetoothリモコン機能も使いたい
- 多数のMatterサブデバイスをまとめたい
この記事はハブ2の購入ガイドなので、ハブミニやハブ3の購入リンクは扱いません。必要な機能を整理したうえで、ハブ2が自分の運用に合うかを判断してください。
設置場所で確認したいこと
赤外線が家電へ届く位置
テレビ台の裏、棚の奥、扉付き収納の中などへ置くと、赤外線が遮られる可能性があります。
操作したい家電が見渡せる位置へ置く方が登録後の動作を確認しやすくなります。
温湿度を正しく見やすい位置
- 直射日光が当たらない
- エアコンの吹き出し口から離す
- 加湿器や窓のすぐ近くを避ける
- 床や天井に近すぎない
照度を自動化条件へ使う場合は、部屋の明るさを代表する場所かどうかも確認します。
電源とWi-Fi
ハブ2は常時給電が必要です。付属アダプターを接続できるコンセントと、2.4GHz帯Wi-Fiが安定して届く場所が必要です。
5GHz帯だけに設定されたネットワークでは接続できないため、ルーター設定も事前に確認してください。
向いている人・向いていない可能性がある人
| 向いている人 | 向いていない可能性がある人 |
|---|---|
| 赤外線家電をスマートフォンへまとめたい | 操作したい家電が赤外線方式ではない |
| SwitchBot製品を遠隔操作したい | SwitchBot製品を使う予定がない |
| 温湿度・照度を自動化条件にしたい | センサー機能が不要 |
| タッチボタンでシーンを実行したい | 本体操作を使わない |
| Matterの対応製品・連携可能台数が用途に合う | 多数のMatter製品を管理したい |
| 2.4GHz Wi-Fiを利用できる | 2.4GHz帯を利用できない |
| ハブ3ほどの機能は不要 | ダイヤル・時計・Bluetoothリモコンが必要 |
購入前チェックリスト
- 操作したい家電が赤外線リモコン方式
- 家電のメーカーと型番が登録候補にある
- ハブ2から家電へ赤外線が届く場所を確保できる
- 2.4GHz帯Wi-Fiが使える
- 常時給電できるコンセントがある
- 付属の温湿度センサー搭載ケーブルを使う
- Matterで連携したい製品が対応対象
- Matterの対応製品・連携可能台数が用途に合う
- ハブ3のダイヤルや時計表示が必要ない
- ハブ2の新品本体であることを販売ページで確認する
まとめ:何を自動化するか決めてから選ぶ
SwitchBot ハブ2は、赤外線家電のスマートリモコン、SwitchBot製品の中継、温湿度・照度の確認、本体タッチボタン、Matter連携を1台へまとめた製品です。
すでに使っているエアコンやテレビを買い替えずにスマート化したい人や、SwitchBot製品を増やしたい人には検討しやすい構成です。
一方で、Bluetoothリモコン、時計・天気表示、多数のMatterサブデバイス管理まで求める場合は、ハブ3との違いも確認する必要があります。
購入前には、「どの部屋の、どの家電を、どの方法で操作したいか」を書き出し、赤外線方式・設置場所・Wi-Fi・Matter対応範囲を確認しましょう。
| 購入対象 | 商品リンク |
|---|---|
| SwitchBot ハブ2 本体 | SwitchBot ハブ2 本体をYahoo!ショッピングで確認する |
FAQ
SwitchBot ハブ2だけでエアコンを外出先から操作できますか?
エアコンが赤外線リモコン方式で、ハブ2へ正常に登録でき、ハブ2がWi-Fiへ接続されていれば操作できます。機種によって登録方法や対応範囲が異なるため、購入前に対応確認が必要です。
5GHz帯Wi-Fiへ接続できますか?
ハブ2は2.4GHz帯Wi-Fiを使用します。ルーターが2.4GHz帯を提供しているか確認してください。
ハブ2があればスマートスピーカーは不要ですか?
SwitchBotアプリや本体タッチボタンで操作するだけなら、スマートスピーカーは必須ではありません。音声操作を使いたい場合は、対応するAlexa、Google Home、Siriなどの環境が必要です。
ハブ2とハブ3はどちらがよいですか?
温湿度・照度、タッチボタン、赤外線家電に加え、購入時点のMatter対応範囲が用途に合うならハブ2が候補になります。ダイヤル操作、時計や天気表示、Bluetoothリモコン、多数のMatter機器管理が必要ならハブ3も比較してください。
温湿度はどこで測っていますか?
付属の温湿度センサー搭載ケーブル周辺の環境を測ります。エアコン、窓、加湿器、直射日光の影響を受けにくい場所へ設置してください。


コメント