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Blackmagic PYXIS 6K、Blackmagic Cinema Camera 6K、Pocket Cinema Camera 6K G2、Pocket Cinema Camera 4Kは、いずれもBlackmagic RAWとDaVinci Resolveを中心に映像制作へ入れるカメラです。ただし、同じメーカーだから使い方も同じとは限りません。

選択を分けるのは、6Kか4Kかだけではなく、どのレンズを使うか、カメラ単体で構図を確認するか、外部モニターやタイムコードを前提にするか、どの記録メディアと電源を用意できるかです。本体の小ささより、撮影できる状態まで組んだときの総重量・総費用・準備時間で考える必要があります。

先に結論|撮影システムの作り方で選ぶ

機種 向いている使い方 主な強み 購入前の注意
PYXIS 6K チーム撮影、リグ、外部モニター、タイムコード、ネットワーク運用 フルフレーム6K、3マウント、12G-SDI、10Gb Ethernet、CFexpress 2スロット 本体側面4インチ画面。モニター、ハンドル、電源を含む完成形を先に決める
Cinema Camera 6K 一体型でフルフレーム6KとLマウントを始める 5インチ画面、CFexpress、mini XLR 2系統、NP-F570 内蔵NDなし。HDMI出力と単一CFexpressスロット
Pocket 6K G2 EFレンズ資産、Super 35、手持ち6K 6K50、可動5インチ画面、mini XLR 2系統、CFast/SD/USB-C 6K Proと違い内蔵NDなし。大きなEFレンズでは支持方法も必要
Pocket 4K MFTレンズ、小型リグ、4K中心の入門 MFT、4K60、CFast/SD/USB-C、比較的小さいレンズを選びやすい LP-E6電源、mini XLR 1系統。フルフレーム画角とは異なる

チームでカメラを撮影システムの中心に置くならPYXIS 6K、外部機材を増やしすぎずフルフレームを始めるならCinema Camera 6Kが分かりやすい選択です。EFレンズをすでに持ち、Super 35で6K収録したいならPocket 6K G2、小型なMFTレンズと4K編集を重視するならPocket 4Kが候補になります。

共通するのは13ストップとBlackmagic RAWのワークフロー

4機種はセンサーサイズと最大解像度が異なりますが、公式仕様ではいずれも13ストップ、デュアルネイティブISO 400/3200です。撮影時のISO、シャッターアングル、ホワイトバランス、フレームレートをBlackmagic OSで扱い、Blackmagic RAWをDaVinci Resolveへ渡す流れが共通しています。

この共通性は、複数台を同じ現場で使う場合にも意味があります。メニューの考え方、メタデータ、素材管理、カラー処理を揃えやすく、上位機と入門機を全く別の編集環境へ分けずに済みます。

ただし、13ストップという数字が同じでも、画角、被写界深度、レンズの選択、読み出し方式、照明条件が同じになるわけではありません。センサーが大きい機種を自動的な画質優勝とせず、必要な画角とレンズから逆算してください。

フルフレーム2機種は画質より筐体と接続で分かれる

PYXIS 6KとCinema Camera 6Kは、36 x 24mmの6048 x 4032フルフレームセンサー、光学ローパスフィルター、13ストップ、ISO 400/3200、6Kオープンゲート36fpsという中核仕様が近い組み合わせです。6K 2.4:1では60fps、4K DCIでは60fps、HDでは120fpsまで対応します。

そのため、両機種は「どちらが高画質か」より、カメラをどう設置・接続するかで選ぶ方が合理的です。Cinema Camera 6Kは5インチ画面とグリップを備えた一体型で、Lマウントレンズ、CFexpress、NP-F570バッテリーを用意すれば比較的少ない部品で撮影を始められます。

PYXIS 6Kは4インチの側面画面を持つボックス型です。12G-SDI、10Gb Ethernet、リファレンス/タイムコード、ビューファインダー用USB-C、複数のマウントポイント、BP-Uバッテリーを備え、外部モニター、無線映像、フォローフォーカス、ハンドル、ロッドなどを組む前提に合います。単体の形は簡潔でも、完成したリグは必ずしも小さく安くなりません。

センサーとレンズマウントは手持ち資産から決める

PYXIS 6KはLマウント、ロック式EFマウント、PLマウントの3種類があります。Cinema Camera 6KはLマウント、Pocket 6K G2はアクティブEFマウント、Pocket 4KはアクティブMFTマウントです。

Lマウントはフランジバックが短く、ネイティブレンズに加えてアダプター運用を検討しやすい一方、電子制御や無限遠、重量支持はアダプターとレンズの組み合わせごとに確認が必要です。EF版PYXISやPocket 6K G2は、既存のEF写真レンズやシネマレンズを使いたい人に分かりやすい選択です。PL版PYXISは、PLシネマレンズを中心にしたチーム運用へ向きます。

Pocket 4KのMFTは、小型のネイティブレンズを選びやすく、ジンバルや小型ケージと組むときに全体を軽くしやすい構成です。一方、同じ焦点距離でもフルフレームと画角が異なるため、「50mmを買えば同じ映像になる」と考えず、センサーに合わせて必要な画角を計算してください。

記録メディアはカード名だけでなくスロット数を見る

PYXIS 6KはCFexpress Type Bを2枚使用でき、USB-C外部メディアにも収録できます。デュアルスロットは長時間収録でカードをまたぐ設計や、現場でメディア交換の余裕を作りたい場合に有利です。10Gb Ethernetを通じたメディア管理にも対応します。

Cinema Camera 6KはCFexpress Type Bを1枚とUSB-C外部メディア、Pocket 6K G2とPocket 4KはCFast 2.0、SD UHS-II、USB-C外部メディアを使用します。既に持っているSDカードが使えるからといって、すべての解像度・フレームレート・圧縮設定を安定して収録できるとは限りません。

6KオープンゲートのBlackmagic RAWは設定によって大きな書き込み速度を必要とします。容量だけでカードを選ばず、Blackmagic Designの対応メディア情報、継続書き込み性能、ケーブル、外付けドライブの固定方法まで確認してください。

モニターと映像出力は一人撮影かチーム撮影かで決まる

Cinema Camera 6KとPocket系は本体背面の5インチ画面で設定と構図を確認できます。Pocket 6K G2は可動式画面とオプションEVFに対応し、ローアングルや肩付近での操作を組みやすいモデルです。

PYXIS 6Kの4インチ画面は本体側面にあります。カメラを三脚やリグへ固定し、撮影者やフォーカス担当が別方向から見る場合は、12G-SDIモニターや専用PYXIS Monitor、URSA Cine EVFなどを含めて完成形を考える必要があります。

Cinema Camera 6KとPocket系の外部映像はHDMIで最大1080p60、PYXIS 6Kは12G-SDIで2160p60まで出力できます。SDIはロックしやすいケーブルと長距離配線を使う現場に向きますが、家庭用HDMIモニターをそのまま接続する構成とは異なります。

音声入力と電源は本体以外の部品を左右する

PYXIS 6Kはファンタム電源対応mini XLRを1系統と3.5mm入力、Cinema Camera 6KとPocket 6K G2はmini XLRを2系統と3.5mm入力、Pocket 4Kはmini XLRを1系統と3.5mm入力を備えます。2本のXLRマイクを直接分けて入れたい場合は、Cinema Camera 6KかPocket 6K G2が組みやすくなります。

電源は、PYXIS 6KがBP-Uシリーズ、Cinema Camera 6KとPocket 6K G2がNP-F570、Pocket 4KがLP-E6です。公式の約60分というバッテリー時間は指定条件での目安であり、画面輝度、記録メディア、外部機器、温度で変わります。長回しでは予備バッテリーだけでなく、ロック式DC入力や電源分配を含めて設計してください。

4機種とも内蔵NDはない

今回の4機種には内蔵NDフィルターがありません。Pocket Cinema Camera 6K Proには内蔵NDがありますが、6K G2とは別商品です。商品名が似ているため、販売ページの写真や説明だけで判断せず、正式名称を確認してください。

屋外でシャッター角度と絞りを維持するには、レンズ前の固定ND、可変ND、マットボックス用フィルターなどを用意します。レンズ径が複数ある場合はステップアップリングを使う方法もありますが、広角でのケラレやフィルターの色変化は構成ごとに確認が必要です。

どの機種を選ぶべきか

PYXIS 6Kが向くのは、カメラを単体商品ではなく、SDI、タイムコード、ネットワーク、外部モニター、BP-U電源を含む制作システムとして組みたい人です。マウントは所有レンズと現場標準から決めてください。

Cinema Camera 6Kが向くのは、Lマウントとフルフレーム6Kを、5インチ画面付きの一体型ボディで始めたい人です。外部リグを最小限にする場合でも、ND、記録メディア、予備電源は別途必要です。

Pocket 6K G2が向くのは、EFレンズ資産を活かし、Super 35の6K映像を手持ち形状で収録したい人です。内蔵NDが必要なら、同名に近い6K Proとの違いを改めて確認してください。

Pocket 4Kが向くのは、MFTレンズで小型な4Kシステムを作りたい人です。解像度の数字より、レンズ、支持機材、編集PCまで含めた導入負担を抑えたい場合に検討しやすいモデルです。

購入候補を確認する

ボックス型とEFマウントでリグを構築する場合は、PYXIS 6K EFの新品本体を確認してください。

Blackmagic PYXIS 6K EFマウントを楽天で確認する
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一体型フルフレーム6KとLマウントを選ぶ場合は、Cinema Camera 6Kを確認してください。

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EFレンズとSuper 35の6Kを選ぶ場合は、Pocket Cinema Camera 6K G2を確認してください。

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MFTと4Kを中心に小型システムを作る場合は、Pocket Cinema Camera 4Kを確認してください。

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Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K MFTマウントをYahooで確認する

販売ページでは、正式商品名、レンズマウント、新品状態、付属バッテリー・電源、DaVinci Resolve Studioのアクティベーションキー、保証、販売元を確認してください。

確認した主な公式情報

本記事はBlackmagic Designの製品仕様ページとサポート情報をもとにした公開情報ベースの比較・選択ガイドです。実機レビューや独自の画質、AF、発熱、音質、バッテリー測定ではありません。仕様確認日は2026年7月25日です。